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【合格体験記】特別長編:全国模試600満点中15点から神戸外国語大学合格(からの慶応大学大学院)(その3)

浪人生は一度負けた人間だ。人生で初めて高校生でも大学生でもない、つまり社会的ステータスが無くなる時期である。これは繊細な人ほど気になり、自虐の種になる。志望校に受かる保証も無ければ来年どこで何をしているかもわからない。情緒不安定な時期でもある・・・。そんな中、ある先生が言っていた。「君らは今、駅のプラットフォームに佇んでいる。行先のわからない電車に駆け込み乗車をするよりも、一年間、しっかり考えて自分で行先の決めた列車に乗車してください」って。

またある先生が言った。「『理解する』という英単語はunderstand。つまりunderとstand。「下に立つ」というのが本質的な意味なんだ。人を理解するには上から見下ろしてもわかならい。人の下に立って初めて理解することが出来る。君たちは今、どん底にいるかのように感じているかもしれない。でもその経験は後に非常に大事な意味をもつようになる。だから逆に僕はおめでとうといいたい」。

「予備校」とは受験に必要な小手先のテクニックだけを教えるところだと言われていた。しかし僕は予備校講師からもっと人生にとって大切な根本的なことを学んだ・・・。(続く)

【合格体験記】現役でGMARCH全落ち→代ゼミ→早稲田(文)(教)合格!!

早稲田大学文学部 H.S

〜合格校〜

早稲田大学 文学部

早稲田大学 教育学部地理歴史専攻

明治大学 文学部地理歴史学科日本史専修

法政大学 文学部史学科

国学院大学 文学部史学科

〜受講講座〜

文法B(本科) センター英語(本科)

仲本浩喜のハイレベル総合英語(夏期・冬期)

仲本浩喜の英単熟語(夏期)

仲本浩喜の頻出語彙語法整理(冬期)

 

みなさん初めまして。代ゼミの本科LXクラス(早稲田基礎クラス)に在籍していたH.S.です。仲本先生には本科で文法Bとセンター英語を教わっていました。以下、自分が先生の授業をどのように活用したかを書こうと思うので、是非参考にしてみてください。

 

【文法Bについて】

仲本先生のホームページでの文法Bの説明で、「内容は高2〜センターレベル」と書いてあるのを見て「ええ!?早稲田を目指しているのに高2〜センターレベルでだいじょうぶ!?」と浪人したての頃は不安になっていました。しかし、受験が終わった後に振り返ってみると、「あの時高2レベルの基礎を固めておいて本当に良かった」と思えました。確かに文法Bだけで早稲田の入試は万全だ、なんてことはありません。今後この内容に+αしていく必要があります。しかし、基礎がしっかり固まってなければ吸収すべきものもできなくなってしまいます。ですから、基礎が不十分だから一学期中にしっかり固めたい!と思っている人にはこの授業は最適だと思います。

 

【センター英語(本科)について】

自分は単科ではなく本科で先生が担当されている方のセンター英語を受講しました。この授業では英語が苦手な人でも読めるレベルの長文を扱っているので長文を読む練習をするにもってこいです。また、文法問題・整序・空所補充など様々な問題をバランスよく解いていくので総合的な英語力が身に付きます。自分はいきなりGMARCHや早慶の入試問題を解けるほどの力がなかったのでまずはこの授業で英語に慣れるようにしていました。

 

【英語の勉強法について】

仲本先生が年間を通じておっしゃることがあります。それは単語・音読・リスニングの大切さです。自分は初め「こんなのやって意味あるの?」と思っていましたがしばらく続けていくうちに読めなかった長文も難なく読めるようになり、英語の勉強がどんどん楽しくなっていきました。いままでこれらを面倒くさがってやってこなかった人は騙されたと思ってしばらく続けてみて下さい。絶対楽しくなります。

 

【浪人生のみなさんへ】

浪人生活で大切なことが二つあります。一つは勉強のペースを保つことです。ですから「おっしゃぁ!やってやるぜ!!」、て感じでむやみやたらに春から飛ばしすぎないようにしてください。秋くらいには燃え尽きます。そして、二つ目は受講すると決めた講座には絶対出席するということです。とにかく授業に休まず出席するという姿勢が大切です。予備校(特に代ゼミ)は高校と違って授業をサボるとそれが癖になって何度もサボるようになります。そうなると勉強のリズムが崩れて勉強がはかどらなくなります。最初に述べたように浪人生活で大切なのは勉強のペース、それを本番までいかに持っていくかが勝負です!

 

【仲本先生へ】

先生には一年間大変お世話になりました。英語の上達には地道な努力の積み重ねが不可欠だ、と先生に気づかせてもらわなかったら早稲田合格はなかったでしょう。そして、この浪人生活を通じて自分に自信が持てるようになりました。仲本先生、本当にありがとうございました。

 

 

【合格体験記】特別長編:全国模試600満点中15点から神戸外国語大学合格(からの慶応大学大学院)(その2)

「運命」というものがもしあるならば僕は信じたい・・・。入学前の三月に「代ゼミ体験入学」というものがあり、何気なく出席してみた。そして一通りの学校説明を受けた後、スクリーン上で約十分間の録画された授業を見た。あの時の衝撃は今でも覚えている。

英語講師、仲本浩喜先生との出会いがまさにその時だった。(出会いといってもスクリーン越しでしたが)授業は英語の分詞構文の授業であった。仲本先生は一人五役でアメリカの日本語学校に通うアメリカ人学生のモノマネをし、いかに大学受験の文法問題がおかしいかを日本語を教えることで教えた。目から鱗であった・・・。後に知ることになるのだが、仲本先生は上智大学外国語学部卒業、大学院では生成文法専門、コテコテの文法オタクとしての経歴を持っていた。僕はこの先生にハマった。

授業はスクリーン越しであったが、一般の受験生が嫌がる「英文法」がパズルのように面白く感じ、代ゼミ入学後、成績は瞬く間に上がった。毎回授業の途中に入れる雑談は空手のことからヤ○ザのことまで全く授業には関係なかったが相当笑った。受験を控えている受講生が教室内でスクリーンを前にニヤニヤほくそ笑んでいる光景は外から見た他の生徒には気味悪く思えたであろう・・・。

何がともあれ、僕は英語が好きになった。代ゼミの正規授業では他の英語講師の授業も受けたが、皆それぞれ個性的で、彼らのメッセージが今の僕の考えを形作っている。仲本先生以外の先生からも多大なる影響を受けた。(続く・・・)

【合格体験記】特別長編:全国模試600満点中15点から神戸外国語大学合格(からの慶応大学大学院)(その1)

福岡市内にある進学校を卒業した。高校時代、「プロレスラーになるためにラグビーで身体を鍛える」という理由で入学した僕は勉強を全くしなかった。確信犯的「放棄」である。有名旧帝国大学へ何人生徒を輩出するかが教師間のマニフェストとなっていたあの学校では世話のかかる異端児であった・・・のかも。正直、ラグビー以外の記憶が今ない。幸いにも「ラグビーだけしていればなんとかなる」という風潮が当時のラグビー部内にはあり、いつも仲間とつるんでは馬鹿をしていた。赤点の数を競い合い、お祭りごとだけ盛り上がる。そんな甲斐あってか、高校二年時に受けた全国模試では遂に全国最下位の座に君臨してしまった。ちなみに各教科200満点中、国語7点、数学0点、英語8点の合計15点。担任が英語教師であったため、

「先生のおかげで英語が一番良かったです」

と感謝の意を述べると、翌日保護者が召喚された。今振り返ると・・・。これでよかったのかもしれない。

僕は部活引退後、教師になることを志し始めた。何の教科等決めておらず、取りあえず大学に行かなければと気づいた。三年間置き去りにしていた勉強を始めたが、センター試験まであと三ヶ月。僕は高校一年生一学期の内容から始めた。何事も一からやり始めなければ気が済まない。一年間浪人しようと決めていた。寧ろ親も「一年くらい真剣に勉強せんか馬鹿たれ」といった感じで許してくれた。
現役時代に受けたセンター試験は散々たるものであった。結局私立大学も受けず、ラグビーだけすればいい大阪教育大学の体育学科を受けた。入試本番前日、学ランを着て、初めて訪れた大阪に興奮。真っ先に「なんばグランド花月」に行き、平日の昼間におばちゃん達の間に座り、オール阪神巨人の漫才をゲラゲラ見て笑っていたことが今では懐かしい・・・。
後期試験も受けず、周りの友達が大学入学、後期試験の準備をしていた三月の春休み。僕は一人、博多駅付近に位置する大手予備校「代々木ゼミナール」の申込みに向かった・・・。(続く)

【合格体験記】上智4学部受かって早稲田蹴っちゃいました編

上智大学外国語学部英語学科 M.S

仲本先生の授業を初めて受講したのは、夏の『上智大英語』です。今まで「上智のためだけの英語の授業」を受けたことがなかった私は、先生の授業にとても感銘を受け、まず夏休みの間に『仲本の英文法倶楽部』を3周し、2学期からは『ハイレベル総合英語』を受講しました。

もちろん上智に合格することが最大の目標だったわけですが、だからといって併願校を蔑ろにはしたくなかった私にとって、いろいろな形式の入試問題に取り組める『ハイレベル総合英語』の構成はすごくありがたかったです。

また、「栄光の200題」も、モチベーションを維持し、コンスタントに長文問題に取り組むにあたって、とても役に立ちました。私は日東駒専レベルの過去問からスタートして、最終的に400題まで達成しました。ただ解くのではなく、10分〜15分といった制限時間を定めて、スピードを意識しながら問題に取り組めたことが、受験本番にも大きくプラスになったと感じています。

私は、特に早慶上智といった難関私大の受験英語に必要とされるのは、語彙・スピード・問題慣れの3つだと思います。語彙が多ければ多いほど、また問題の数をこなせばこなすほど、長文を読むスピードは上がります。語彙に関しては、単語王(O-method)を4周し、ターゲット熟語1000(旺文社)を3周しましたが、もっと繰り返す必要があったと感じました。また上智は試験時間に対して問題数が非常に多く、語彙レベルも高いので、過去問演習を通して時間感覚を身につけ、わからない単語は飛ばして考える訓練をするといいと思います。

自分がわからない単語はきっとみんなもわからない、とある程度割り切る勇気も必要です。代ゼミの解答速報で答え合わせをした感じでは、(他の科目の出来不出来、年度にもよりますが)外英は7割強、それ以外の学科は7割5分〜8割あれば合格できるのではないかと思いました。ちなみに英語ともう1教科で8割ずつ取れれば、最後の1教科は5割で合格できると思います。私は国語が苦手だったので英語と世界史でひたすら稼ぎました。

代ゼミの授業は受験勉強のペースメーカーでした。仲本先生の大学時代の話は、いつも私のモチベーションの原動力でした。大学受験で1番大事なのは学力と体力、現状に満足せず、常に前進しようと思う謙虚な姿勢、そして何より志望校への気持ちだと思います。大学受験は自分との闘いですが、それに打ち勝ってこそゴールが見えるのではないかと思います。キャンパスライフは友人にも恵まれ、期待以上に楽しいです。1年間辛いこともたくさんあると思いますが、志望校への気持ちを武器に頑張ってください!

 

 

【合格体験記】現役時代全落ちで死んだ魚のような眼をしていた僕が,早稲田と上智と筑波に受かりました編

上智大学 法学部 国際関係法学科 A.Y

【受講講座】

英文法A
英単熟語
上智大英語
ハイレベル総合英語
頻出語彙語法総整理

 

【受験校】

◎上智大学法学部国際関係法学科

〇上智大学法学部法律学科

〇上智大学総合人間科学部教育学科

×  上智大学法学部地球環境法学科

〇立教大学法学部国際ビジネス法学科(センター利用)

〇立教大学社会学部社会学科

〇早稲田大学商学部

〇早稲田大学社会科学部

×中央大学法学部法律学科

〇筑波大学社会国際学群社会学類

 

【一年間のスタンス】

仲本先生のおっしゃることをなるべく実行できるように心がけました。単語、文法、語法などは地道に何度も繰り返して覚え、長文は栄光の200題でかなりの量をこなしました。地味だけど最強の勉強法だったとおもっています。巷に氾濫する崇高な勉強法で成績が伸びるのは一部の成績上位者だけで、私のような、これまで勉強をサボってきて基礎が固まっていないような受験生は地味にこつこつ積み上げていかなければならないということはこの一年勉強してみてよく分かりました。

 

【上智大英語】

夏期講習の時点では受講レベルに達していないと判断した私は9月下旬にフレックス・サテラインで受講しました。どうしても生授業にこだわりがあるというのでなければフレックス・サテラインはホントにオススメです。

長文の予習は普段の授業のように時間を設定して解いていましたが、時間設定はかなり厳しくしました。上智の英語はとにかく時間が厳しい(特にGタイプ)です。しかしその分、いい加減な設問も結構見られるので、文章に全部目を通せなくても何とか解答をひねりだせるように意識してやっていました。

文法も同様ですが、中には誰にも解けないような問題もあったりするので、あまりこだわり過ぎないように頑張りました。

 

【栄光の200題】

これを消化していくのが二学期の一番の目標でした。クリスマスまでに終わらせるつもりが一月までずれ込んでしまいましたが。日東駒専からはじめてMARCHへそして早慶上にあがっていきました。かなりきついですが、早めにルーティーンをつくって、マス目を埋めないと気持ち悪いと思えるようになってください。ここで得られた達成感と自信は受験期の強力な支えになりました。

 

【最後に】

現役時代全落ちで、プライドもなにもすべて失って死んだ魚のような目をしていた私が、一年間無事に終えられたのは仲本先生の授業が大きかったです。モニターの前で爆笑こらえる私の様子は、いま考えるとかなり恥ずかしいものだったと思います(笑)雑談だけではなく先生の話はおおきな心の支えになりました。本当にありがとうございました。

上智は受ければ受けるほど合格のチャンスは高まります。詳しいことは先生に聞いてみて。みなさんもオトシマエつけちゃってください。

 

 

【合格体験記】MARCH受かったけどボッチで仮面浪人して早稲田政経にリベンジしました編

早稲田大学政治経済学部経済学科   S.T

〜受講講座〜

「仲本浩喜のハイレベル総合英語」

〜合格校〜

◎早稲田大学政治経済学部経済学科
〇早稲田大学文化構想学部
〇上智大学法学部地球環境法学科
〇上智大学総合人間科学部教育学科
〇学習院大学文学部史学科

 

皆さん初めまして。代ゼミ本部校の単科で浪人し、一年間仲本先生にお世話になっていたS.Tと申します。私の拙い文章でもうしわけありませんが、今後受験を志す方のお役にたてれば幸いです。さて、まず私が浪人するに至った経緯を書かせていただきます。しばらくお付き合いください。

私は現役のときから早稲田大学を第一志望にし、そこを目指して受験勉強をしていたのですが当時の私は何かといわゆる‘テクニック’みたいなものばかり追い求め、肝心の英語の基礎力をおろそかにしてしまっていたのです。その最たるものは英単語でした。「単語なんざ本文から類推しちゃる」「単語帳やる時間がもったいない!」などといった妄言をグダグダ並べ、結局大した読解力もつかないまま受験本番を迎えてしましました。本文から未知の単語を類推するのは間違ったことではありませんが、それをしようにも肝心の基礎単語が抜けている状態ではどうしようもないのです。

さて、受験の結果はもちろん早稲田全敗、滑り止めと思っていた学校もいくつか落ちるといった惨憺たる結果でした。しかし、そういった状況において舞い込んできた某MARCHの合格通知。正直当時の自分はかなり喜んでいたと思います。早々とそこに進学することを決め、「あーよかったよかった」と勝手に安堵していました。ところが、なぜか心が落ち着かない。なにか心のどこかに穴がすっぽりと空いてしまったような感覚があったのです。まだ早稲田に対する想いというものが消えていなかったのです。しばらくの間「もう一度トライしようか」「でも失敗したらどうしよう、怖い」「早稲田に行きたい」という思いが心の中で交錯し、気が狂いそうになってました。そこで両親にそのことを伝えると、「ならもう一度やってみなさい。大学は休学していいから。後悔しないように。」

この言葉で目が覚め、私はいわゆる仮面浪人という形でもう一度早稲田を目指すことになりました。

これが浪人するにいたった経緯です。今年もう一度受験を志される方で私と似たような境遇の方がいるかもしれません。その方に伝えておきたいことは「とにかく最後まであきらめず、自分が納得するまでやり抜いてください」ということです。(もちろん現役の方にも同じことを伝えておきたいです)

これから書くのは私が一年間勉強をしてきたなかで特に重要度が高いと思ったことであり、すべてを網羅しているわけではありません。「俺がこうしたからお前らもこうしろ!」と強制できれば簡単なのですが・・・。A君には合う勉強法がB君には合わないということがあるからです。なのであくまで参考程度にとどめていただき、自分なりにアレンジしてもらっていただいても構いません。他人にふりまわされてはいけません。いい意味で「利用」しましょう。結局最後は自分なのですから。

 

「ハイレベル総合英語」

仲本先生のオリジナル単科の講座です。私が一年間勉強するにあたっての全体の方針をこの講座からつかみとりました。

1学期は,毎回4〜10行程度の文章を丁寧に読んでいくという授業なのですが、最初は「地味じゃね?」という印象をもたれるかもしれません。ですが、こうした地道な作業が最後に大きな力となって表れます。

私はまず予習するときに、「ノートに2行おきに自分の全訳を書く」「コピーした本文に構文的、文法的に重要なことを書く」といったことを大体毎回90分じっくりとやりました。この時期はとにかく丁寧に落ち着いてじっくりと毎回の予習に取り組むのが重要だと思います。

授業では重要なポイントを仲本先生が必ず丁寧に説明してくださるので、それを聞き漏らさないようにノートに書き込むようにしてました。

次に復習です。まず自分の訳と先生の訳とのズレを認識し、「なぜ先生の訳と自分の訳がずれているのか」を徹底的に分析しました。一日で終わらなければ次の日にもちこし、また再び考え続けるようにしました。それと並行して、本文の暗唱または音読を毎日やるようにもしました。(代ゼミの自習室でやる際には、口パクでやりましょうw)

重要なのはどれだけほかの教科が忙しくても毎日復習すること。先ほども書きましたが,こうした積み重ねこそが本番で大きな助けとなるのです。

(ちなみに一学期のテキストは一年間通しで使えます!)

〜英単熟語〜

夏期の「仲本浩喜の英単熟語」というテキストには,1775語の単語をコロケーションで覚えるという課題が出されます。私はこれを受験直前まで毎日音読して覚えるようにしました。これまた重要なのは毎日やること。たとえ「もう全部覚えたからいいや」と思ってもやり続けること。というのもそこでやめてしまうといざ入試本番、となったときに「あれ・・・この単語テキストで見たぞ!・・・で、どういう意味だっけ?」という最悪の状況に陥りかねないからです。このテキストに載ってる単語はほぼすべて長文で出るのでかなり使えます。

・・・上記の二つは一年間通しでやることをお勧めします。すべての核となりうる部分ですので。

〜過去問演習〜

早稲田や上智といった大学の入試問題となると個々の問題に強烈なクセというものがあります。それを文章で表現するのはやや難しいのですが、一つ言えることは「すべての受験生に基礎を踏まえた客観性を試している」ということです。いわゆる難問奇問と呼ばれる類のものはこの手の入試問題ではマレです。一見難問奇問に見えても基礎と客観性を踏まえておけばするっと解けるようになっているというのが早稲田、上智の問題の特徴です。

次に,「ハイレベル総合英語」「総合英語」の二学期に課題となる,栄光の200題です。私は毎日欠かさず2、3題やるようにし、本番までには275題くらいまでやりました(模試も含めます)。おかげで苦手な空所補充もある程度の点数をとれるようになり大きな助けとなりました。

それと並行して丁寧に長文を読み解くということを仲本先生のテキストを使ってやりました。二学期のテキストの中身はほとんどが入試問題ですので、それの復習を徹底的にやりました。「なぜ自分はこの問題を間違えてしまったのか」「この問題の根拠はどこに書かれているのか?」といったことを徹底的につぶしました。つぶしていく過程で本文の音読も欠かさずやりました。常に根拠を見ようとする姿勢を持ち続けることで本番でも確信をもって答えを選ぶことができました。

〜仲本先生について〜

私は一学期のテキストで書いた全訳を毎回授業終わりに仲本先生に持っていき、添削してもらうようにしました。最初は「ひぃっ!!こわい!!」と思ってましたが(仲本先生ゴメンナサイ)、だんだん行くにつれ先生ともある程度親しくなり、本科生ではない単科生(メイト生)のため友人も少ない中(いわゆるボッチ)心細く勉強していた私にとって大きな力となってくださいました。

添削も非常に丁寧にやっていただき、ときには厳しいお言葉をいただきもしましたがそのおかげで最後まで気を緩めることもなくできたと思います。

そのかいあってか、早稲田政経の本番では英語8割以上取ることもできましたし、上智大の英語も合格点にとどくようになりました。実際代ゼミの早大プレの英語の偏差値が現役時の30代から65まで上がったのも、このように地道な作業を続けたからだと思います。国語と世界史は少しだけあがりましたが、英語の伸びが一番顕著でした\(^O^)/

ですので、皆さん仲本先生はこわくないです!本当にやさしい方です。合格報告にいったときの先生の笑顔は今でも忘れることができません。

〜最後に・・・〜

ここまで読んでくださりありがとうございました。この体験記が皆さんの第一志望合格の一助となることができれば幸いです。

 

浪人の方へ

これからの一年間に大きな不安を抱いている方もいられることでしょう。中には仮面するという方も・・・。

皆さんに言いたいことは「浪人できているという恵まれた環境に甘んじることなく、自分を律し、最後まで粘り続けてください」ということです。

世の中には金銭面の都合で浪人できず、泣く泣く第一志望の学校をあきらめざるをえない・・・という家庭もあります。

ですから、自分が浪人できているというのはある意味恵まれている、この環境を最大限に活用して合格を勝ち取ってやるという思いをもってやっていただきたいです。

そうして得た結果はたとえどんなものでも受け入れることができ、これからの人生に必ずプラスになるはずです。

もし今までの受験勉強で少しでも妥協してしまった面があると自分で思うなら、猛烈に反省してください。そしてその反省を胸にまた立ち上がって第一志望への道を歩んでください。

勉強しすぎて死んだ人間はいません。あきらめずに努力し続けてください。

 

仲本先生へ

先生には本当にお世話になりました。添削の際に先生からいただいた言葉がなによりの励みになり、早稲田に合格できたのも先生なしではありえなかったです。本当にありがとうございました。

先生と過ごした一年は自分にとって一生の宝物です。またこれからもなにとぞよろしくお願いいたします。

【合格体験記】自称進学校で校内239人中238位から上智の地球環境に合格しました編

上智大学法学部地球環境法学科1年   Y.Mです。

 

私は、いわゆる自称進学校、さほど偏差値の高くない高校の出身で、在学中も悪いときには校内239人中238位を取るなど、本当に出来の悪い残念な子でした。

 

そんな私が本気で勉強を始めたのは高校2年生の11月頃でした。当時、代ゼミサテライン予備校に通い始め、仲本先生の「標準総合英語」を受講していました。

 

関関同立にでも受かればと思って勉強していたのですが、目標はでっかく大胆な方が良いと思って、高校2年生の終わり頃に、上智大学を目指して勉強し始めました。

 

ちょうどその頃、姫路に講演に来られた仲本先生との出会いで、本気で上智大学を志望するようになり、高校3年生になってから、「ハイレベル総合英語」を受けました。正直、「ハイレベル」はとても難しかったです。それでも諦めずに勉強を続けて、最終的には夢の上智大学に現役合格する事が出来ました!

 

実は、最後の最後まで上智大学法学部地球環境法学科でC判定以上が出たことはありませんでした。

 

それでも合格する事が出来たのは、「ハイレベル総合英語」で早慶上智系統の問題にじっくり取り組めたこと、夏期や冬期講習での上智大英語でGタイプの問題の対策に力を尽くせた事にありました!そうやって、英語を武器にすることが出来ました!

 

仲本先輩、本当にありがとうございました!

【合格体験記】地道に単語や文法を積み重ねて慶応ボーイ編

慶應義塾大学法学部政治学科 T.F.

<受験校>

慶應義塾大学法学部政治学科◎

早稲田大学教育学部地理歴史学科○

早稲田大学社会科学部○

上智大学法学部法律学科○

明治大学政治経済学部政治学科○

慶應義塾大学経済学部×

早稲田大学政治経済学部×

早稲田大学法学部×

早稲田大学商学部×

上智大学経済学部経営学科×

 

仲本先生の授業を一年間受けて慶應大学に受かってから早二年、縁あってこの体験記を書かせてもらうことになりました。今は慶應大学の体育会に所属していて毎日部活の練習に精を出しています。だから、大学の授業にはほとんど出席していません(笑)勉強はともかく第一志望の大学に受かって今充実した大学生活を送っています。

 

僕は浪人時代仲本先生の「ハイレベル総合英語」を通年で受講していました。仲本先生の授業で教わったことは独自の理論とか読み方ではなく、地道に単語や文法を積み重ね一文一文を正確に読んでいくということです。大学受験の英語ではパラグラフリーディングやいろいろな読解法があり、僕も興味は持ってそのような参考書を買ったりしたのですが、やっぱり仲本先生がおっしゃったように積み重ねが大事なんだという結論に達しました。受験を終えた今、あのころを思い返すと、仲本先生に授業中言われたことを忠実にやったことが合格というゴールへの道を最短距離で導いてくれたんだと思います。

 

仲本先生の授業を一年間受けて僕が特に印象に残っているのはボキャビルと栄光の200題です。大学受験の英語で避けて通れないのはやはり単語です。その点でボキャビルは非常に役に立ちました。テキスト自体が一つの単語帳のようになっているので、夏期講習で授業を受けてからひたすらテキストで単語を覚えて後ろの付録についてるコロケーションの1775語はほとんど意味が言えるようになりました。夏にひたすら単語をやったことがのちに長文を読むときの基盤になったと思います。栄光の200題は長文1題につき1マス消していき、年明けぐらいに200題終わっていました。日東駒専レベルから始めてGMARCH→早慶上智とやっていきました。200題達成したらかなり自信がつきどんな問題が来てもビビらなくなりました。僕は、このボキャビルと栄光の200題をやって気付いたことがあります。それは繰り返しと量が大事なんだということです。英語の成績を上げるにはめんどくさがらないで量をたくさんやるということが大事だと思います。

 

これから二学期が始まると思いますが、僕が一年間で一番成長を感じたのは二学期に入ってからなので、みなさんも受験が近づいてきて不安な時期ではありますが、手を休めずに頑張ってください。二学期からは基礎→応用に入ってくる時期ですが、基礎(単語、文法など)をないがしろにせずしっかりやったほうがいいです。僕も単語や文法などは受験直前までしっかりやっていました。早慶上智の英語は確かに難しのですが、基礎的な問題もあり、取れる問題をちゃんと取っていれば絶対に受かると思います。だから、どんなレベルの大学を受けるにしても基礎を徹底的にやりましょう。

 

僕が皆さんに伝えられるのはこのぐらいです。受験まであと少しですが仲本先生を信じてがんばってください!皆さんが第一志望の大学に受かることを蔭ながら祈っています。それでは、長文駄文失礼いたしました。

 

 

【なっかんに何でもイッテQ&A!】in order to V のto Vは目的ではないのでは?

Q: in order to V ~ , so as to V ~の to V ~は目的ではないと思います。慣用表現として扱った方がよいと思います。

A:あまりにも笑えるご指摘だったので,数人の先生(英語以外も含む),職員にもお見せしたのですが,みなさん一様に

とか,

というリアクションでした。

ご指摘の趣旨や意図が全く分からないというわけではないのですが,そのような,従来の伝統文法を否定する教え方はどうかご自身の参考書やオリジナル単科のテキストで披露していただければ幸いです。

もちろん英文法の授業で生徒にどう教えようとそれは貴殿の自由です。「知ったことかのブルシット」です。

英語の教師として教壇に立つ以上,英語を知ること,英語について知ることが大切なのは当然です。

そして,いろいろと勉強すればその成果を教室で「うんちく(蘊蓄)」として披露したくなる気持ちもお察しします。

しかし,自分が教師になってから学んだことを,なんの検証も熟成も取捨選択も試行錯誤もなくただただ垂れ流すのであれば,それは

 

うんちく

 

ではなく

うんちくん

 

です。

 

代ゼミの英文法のテキストを汚物まみれにするわけにはいきません。

どうかご理解下さい。