仲本浩喜
上智大学外国語学部英語学科卒業後同大学院外国語研究科へ進み言語学専攻修了。TOEFLアカデミー、駿台予備校で受験生の絶大な支持を受け英語講師として頭角をあらわし、締め切り講座を続出させる。その後学校法人代々木ゼミナールに移籍するもその人気は今なお衰えをみせない。
前職では現役コースを担当、当初から現役生の教材責任者としてテキスト・テストを作成。また、駿台予備校では、本部の東大・早慶上智、市ヶ谷校舎の医系「スーパーコース」に出講し、英文法・英語構文の授業を担当。1996年、まだそれほど人気のなかった「上智大英語」を初めて締め切り講座にしたほか、著書『英文法TOP100』は当時受験生の誰もが使っていた『英頻』を抜く売り上げも記録している。
代々木ゼミナールでは、本科授業で「英文法A・B」「構文精解A」「センター英語」を担当。オリジナルの単科ゼミは「ENGLISH NAVI」「ENGLISH倶楽部」「ボキャビル天国」「センター英語の達人」「直前の達人」を担当。代ゼミの衛星放送(サテライン)を通じて全国の代ゼミ校舎、提携予備校や高等学校へ授業が配信されるなど、彼の指導は受験生や高等学校の担当教師の絶大な信頼を得ている。
現在は大学受験指導をメインに,TOEFL,英検と幅広く執筆活動を行う。角川SSCから絶賛発売中の“TOEFL対策シリーズ”は韓国でも翻訳・出版された超ロングセラーとなっている。
主な著書
- 『英文法倶楽部』(代々木ライブラリー)
- 『英文法形式別問題集 Vol.1 選択問題』(代々木ライブラリー)
- 『英文法形式別問題集 Vol.2 正誤問題』(代々木ライブラリー)
- 『10日間で英文法をモノにする方法』(学研)
- 『パタスタ英文法』(旺文社)
- 『TOEFLテスト基本ボキャブラリー2000語』(角川SSC)
- 『TOEFLテスト続基本ボキャブラリー2000語』(角川SSC)
- 『TOEFLテスト英文法ゼミ』(SSコミュニケーションズ)
- 『TOEFLテストリーディングゼミ』(SSコミュニケーションズ)
- 『英検準1級即戦ゼミ』(SSコミュニケーションズ)
- 『英検2級即戦ゼミ』(SSコミュニケーションズ)
- 『英検準2級即戦ゼミ』(SSコミュニケーションズ)
- 『英検3級即戦ゼミ』(SSコミュニケーションズ)
予備校講師 仲本浩喜の原点
英語教育を重視した中高一貫のミッションスクールで英語を学び、英語のおもしろさに目覚めました。受験英語にもハマり、Z会では二度、全国一位に。
大学は、当時バブルとも言えるほど人気のあった上智大学の外国語学部英語学科に進み、そこで本物の「実用英語のエリート」に出会う。大学院では日本でも指折りの英語学者、言語学者である太田朗先生の元で文法理論を学び、世界的な言語学者ノーム・チョムスキーと食事をしたこともある。(しかしこれは上智の大学院がチョムスキーを招聘し、そのときに院生が企画した食事会(@鰻屋)に参加したというだけとのこと。。。)
駿台予備校での講師時代、「受験英語の神様」と言われた伊藤和夫先生の授業テープをすり切れるほど聞きながら、構文や文法の授業を担当しました。当時としては異例といえるほどの若さで、本部の東大理系スーパーコースで「英文法」の授業を担当。後に早慶上智スーパー、市ヶ谷校舎の医系スーパーでも授業を受け持つ。当時は毎日が真剣勝負。生徒相手に必死になってもがいていた、あの頃の体験が今の予備校英語講師としてのDNAを作ってくれたのだと思う。
自分のことを「英語のエリート」「英語ができる」と思ったことは一度もない。これからも思うこともないと誓える。様々な分野で「英語の達人」と呼ばれる人達を間近に見る機会には誰よりも恵まれてきた、その財産を受験生のみなさんに伝えていくことが自分の使命だと思い教壇に立っている。
このホームページを訪れたみなさんへ
予備校に通い初めて、特別な理論や用語に触れることで、それが力になると勘違いする学生が多いようです。このような授業では、講師の知的リソースが、その知的威信をショウオフするために使用されています。偏差値が70を優に超えている学生であれば、こうした授業に参加することで知的好奇心が満たされ、有意義な時間を過ごすことができます。けれども普通の受験生にとって、このような「お勉強」はあまり役に立つモノではありません。
英語がそこそこ得意な学生、平均レベルの学生、大嫌いな学生にとってたいせつなのは、「合格するためのノウハウに沿って必要な知識を効率的に、システマティックに頭に叩き込んでいく」ことなのです。英語という科目にかぎって言えば、勉強は「部活」と同じ。日々の積み重ねだけが、パワーアップの唯一の方法です。もちろん、ウサギ飛びや「練習中に水分を取るな」的発言のような間違った積み重ねは、自滅の道でしかありません。来春、合格した自分の姿をイメージし、そこに一歩一歩近づくために日々切磋琢磨してほしいと思います。
英語は、私たちの母国語である日本語と同様、世界に数多く存在する自然言語のひとつにすぎません。言語には、数学のように「1+1は2」と割り切れる面と、割り切れない面があります。ただし、その境界は学習者の目には見えません。予備校講師のもっともたいせつな仕事の一つは、この目に見えない境界線を視野に入れながら、最短距離で大学入試に必要な英語力、得点力をつけさせることです。
そういう姿勢でこれまで教壇に立ってきました。これからもそのつもりです。
このホームページが「普通に」「効率的に」英語を学んでいきたい学生のみなさんに対する、プラクティカルな情報発信の場になることを願っています。
仲本浩喜の素顔(どんな人?)
☆☆ 長所 ☆☆
高校生の頃に、「東大法学部を出て官僚になる」「国連の職員になって世界平和に貢献する」「軍人になる」と夢を語る同級生たちを後目に、「俺は予備校講師になってポルシェに乗る」と宣言していました。そういう意味では「初志貫徹な人」かもしれません。初志のレベルがいささか残念ですが・・・。
小学生の頃から今まで「これをやるんだ、これは俺の天命だ」と思ったことには、とても真面目に一途に取り組みます。そう、仲本はとても真面目なんです。
☆☆ 短所 ☆☆
根っからの短気が原因で、かなり“人生遠回り&世間が狭い”思いをしてきました。今までの人生の中で、何度も「今は耐えろ。短気は損気だぞ」と諸先輩方から諭されたことがあります。ちなみに、その先輩は現在、女装して教壇に立っておられます。合掌。
☆☆ 趣味 ☆☆
お酒はほとんど飲みません。ギャンブルも全くしません。フツーこういう人間は限りなく退屈な(boring)人になりがちですが、話し相手に退屈な思い(bored)をさせたことは一度もありません。中学時代からの友達(新聞記者)に、「ワシも首相から殺人犯まで、いろんな人間と話をしてきたが、アンタほどキャラの立った人間は見たことがない」と言われました。
こんな無趣味な僕ですが、あえて趣味を挙げれば、高2の時からつきあっている妻と一緒に買い物したり、食事したりすることでしょうか。したがって、「趣味は奥さん」ということになります。僕の職場では、そういう<愛妻家>は、シンプルに<変態>と呼ばれます。
☆☆ 好きなこと ☆☆
◎ DVDやブルーレイでアメリカのドラマを見ること
◎ 愛車(ポルシェ911)の運転
◎ 腕時計の収集
◎ 音楽鑑賞(矢沢永吉命)