ENGLISH☆GUILD

夏期「ボキャビル天国Ⅱ〈量〉」予習ガイド

この夏「ボキャビル天国」を受講されたみなさん、どうもありがとうございます。

どんな講座であれ、十分な予習や復習がなければの効果は限られたものになります。「復習の仕方」は授業中にお話しするとして、ここでは講義初日までにやっておいてほしいことについてお話ししておきます。

 

【予習①】

Part A. SECTION 3 の左頁の [    ]の部分(単語の訳)を口頭で言い、下のAnswersでチェック。できたものは番号の左にチェックマークを入れる。

【予習②】

p. 122〜p.129の単語穴埋め問題にチャレンジする(答えをノートに書き込む。4んでもテキストに直接書き込まない)。答えはp.130にあります。

【予習③】

p.119の「接頭辞一覧」をコピーしておく

 

以上です。

単語の「量」を増やして、英文の解像度を上げよう【英語ボキャビル天国Ⅱ<量>】

最近流行の「解像度」という言葉。もともと「デジタル機器において画像をどれだけ細かく、精細に表現できるかを示す尺度」のことです。

コンピュータの画像は点で構成されていて、その点の数を画素数といいます。ざっくり言うと画素数が多いほど解像度が高くなります。そして、解像度の高い画像のほうが、低い画像よりも鮮明に見えます。

英文も同じで、ある長文を目にしたとき知っている単語が多ければ多いほどその英文の解像度は高くなり、鮮明に見えます。

「ボキャビル天国Ⅱ〈量〉」は、「長文を読むさいに、知らない単語が出てくる状況をできるだけへらして、英文の解像度を上げる」ための講座です。講座を開設した1999年以来、本当に多くの学生さんに受講していただいている講座です。

「ボキャビル天国」

という当時としてはよく認めてもらえたなという(ふざけた)講座名も、いきなりの締め切り連発で「名前がけしからん」という声を吹き飛ばしました。

歴代の受講生には今をときめくyoutuberや

 

 

 

 

 

 

 

 

「7冊勉強法」を実践して、非帰国子女にとっては最難関の上智大学国際教養学部に合格し、アメリカ留学の後代ゼミ講師となった、期待のホープ

 

 

 

 

 

 

 

 

もいます。

 

この講座のキモは「語源」と「コロケーション」です。

「語源」については、youtubeにもたくさんの動画が上がっているので、これらの動画をご覧になったうえで、「語源」を使った単語学習法にチャレンジしたいという方はぜひご参加ください。なお、「語源」が全てを解決してくれるわけではありません。あくまでも

1) 新しく覚える単語が覚えやすくなる

2) 忘れた単語が思い出しやすくなる

3) 知らない単語が類推しやすくなる

が3割の単語について当てはまる、ということです。薔薇色の未来が待っているわけではありません。語源を用いる単語増強法を最大限に効果的にするには、ある程度の語彙力が必要になります。それを可能にするのが巻末付録の1775です。これは授業では扱わず、やり方を授業で丁寧に説明し、夏から秋にかけてみなさんの語彙増強のお供にしていただきます。

ふだん私の授業を受けている人も、そうでない人も、NAVI・倶楽部・ボキャビル天国をうまく活用してこの夏を秋からの飛躍に向けた『最高の準備となる夏』にしていきましょう。

英語ボキャビル天国Ⅱ〈量〉

新潟校:7月19・20日 13:30〜17:00

本部校:7月22〜25日 15:30〜17:00

夏の「ボキャビル天国」で合格しました(体験記)

以前こちらのホームページに掲載していた「合格体験記:仲本先生の英語で合格しました」から「ボキャビル天国」の部分を抜粋しました。

☆ 早稲田大学教育学部

英語が苦手な人、英語の基礎固めをがっちりしたい人、2学期を万全の状態で迎えたい人等はかなりオススメの講座です。私は筋トレの感覚で毎日テキストを取り組みました。夏休みの間はその効果はあまり実感できなかったのですが、受験直前で英語の能力・成績が急上昇したのは間違いなく「ボキャビル天国」を反復して取り組んだからです。周りの人に「おれもあの講座やればよかった。もっと早く教えてくれよ。」とよく言われたものです(笑)。Vocabulary Builderはこのテキストの中でも一番のオススメのSectionです。私の場合は、1日100個確認→200→300→450→600→900→1800というように取り組みました。そして、いつ正解したか毎に色分けしました。最後まで色を塗れない語もでてくるかもしれませんが、弱点があぶり出て逆に良いと思います。私の場合、このSectionは受験直前までやり続けました。いろんな単語帳をやりましたが、夏休みにやりまくったこのSectionが一番手になじんだからです。最後に、何度も言っていますが、この講座を受講するからには、テキストを「やる」のではなく、「使い込む」ということが大切になります。使い込んだ結果は必ずテキストに現れます。受験直前に周りをビビらせることができることは勿論、最高のお守りにと自信になります。みなさんもGiant Killingしましょう。

☆ 早稲田大学政治経済学部政治学科

Vocabulary Builderはコロケーションになっている1775を全て完璧に覚え、2学期以降読解をしている上で特に語彙で困ることが少なかったのはそのおかげだと思います。他にも、授業で色々説明がある接頭辞・接尾辞など未知単語への類推にもつながりました。

☆ 早稲田大学法学部

私は現役のときには色々な単語帳に手を出しながら1冊もやり通したことがありませんでした。語彙が足りていないのは明らかでした。「ボキャビル天国」では接頭辞や接尾辞、前置詞などについて集中的に学ぶことができてとてもためになりました。またテキストについていた付録のVocabulary Builderはすごく役に立ちました。1775語の単語がすべてコロケーションになっていて、単語帳のようになっているものでした。これを絶対に最後までやり通そうと決意して、授業で先生が指示してくださったやり方で続けるように努力しました。予定よりもだいぶ遅れてしまいましたが、最後までやることが出来ました。ただしそこでやめてしまっては覚えたものもどんどん忘れてしまうので、試験直前まで繰り返しやって使い込みました。覚えられた回数によって色分けしたので、試験直前にもあやふやな単語が一目瞭然で、試験会場でもとても心強い味方でした。一つのものを何度も繰り返しやることの大切さを痛感しました。

 ☆ 慶応大学法学部政治学科

仲本先生の授業を一年間受けて僕が特に印象に残っているのは夏期の「ボキャビル天国」と栄光の200題です。大学受験の英語で避けて通れないのはやはり単語です。その点で「ボキャビル天国」は非常に役に立ちました。テキスト自体が一つの単語帳のようになっているので、夏期講習で授業を受けてからひたすらテキストで単語を覚えて,後ろの付録についてるVocabulary Builderの1775語はほとんど意味が言えるようになりました。夏にひたすら単語をやったことがのちに長文を読むときの基盤になったと思います。

☆ 早稲田大学法学部

夏期、冬期合わせて英語で受講した講座はこれだけでした。この講座は受講時の偏差値に関係なく合格したい気持ちが強い人ほどおすすめです。前置詞に対するイメージや単語に対する接し方が改善されるので単位時間あたりの学習効率が上がり、秋以降ほとんど全員が必死に勉強をする中で周りと差をつける事ができます。(Vocabulary Builderを6回転程した時点で英語の偏差値は76まで上がりその後も70を切る事はありませんでした)

☆ 早稲田大学政経学部

夏期の「ボキャビル天国」というテキストには,1775語の単語をコロケーションで覚えるという課題=Vocabulary Builderが出されます。私はこれを受験直前まで毎日音読して覚えるようにしました。これまた重要なのは毎日やること。たとえ「もう全部覚えたからいいや」と思ってもやり続けること。というのもそこでやめてしまうといざ入試本番、となったときに「あれ・・・この単語テキストで見たぞ!・・・で、どういう意味だっけ?」という最悪の状況に陥りかねないからです。このテキストに掲載されている単語はほぼすべて長文で出るのでかなり使えます。上記の二つは一年間通しでやることをお勧めします。すべての核となりうる部分ですので。

☆ 上智大学文学部英文科

大学生になった今も、「ボキャビル天国」は愛用しています。英検一級を取るために覚えても意味が無いようなク○みたいな単語を覚えなければならないのですが、字面だけ見ても覚えられないのです。そんなときにこのテキストをパラパラとめくります。「ボキャビル天国」は、接頭辞や接尾辞、語根を事細かに解説しています。熟語を覚える際も前置詞が非常にわかりやすくまとまっており、使い始めたらやみつきになります。単語を少しでも覚えやすくするためのエッセンスがこの講座です。英単語はなかなか続かないし、一冊やりきるのも大変です。でも、単語ができなければお話になりません。そんな悩みを抱えている方はこの講座を考えてみてください。Vocabulary Builderはきっと助けになります。

 

「前置詞&基本動詞&品詞別頻出語法」で柔軟な語彙力を手に入れよう!

英単語をたくさん覚えよう!

というと必ず返ってくるのが「単語は量じゃない、質だ」という反論です。そんな当たり前のこと言われても、ねえ。

前置詞や基本動詞は数が限られているので、これ以上「量」を増やすことはできません。私たちにできることは、それらの単語がどのような根っこ(ルーツ)を持つのかを学び、どのような動詞や名詞(前置詞の場合)、名詞や副詞(動詞の場合)と組み合わせて使われるかを観察して、それらの知識に「深み」を持たせることです。これを商業的に言えば「ハートをつかむ」となります(笑)。

英語の単語を並べるときのルール(の体系)が文法です。そして、文法に沿って使用される個々の単語の使い方の「クセ」を「語法」といいます。「文法」と違って「語法」は暗記の対象となります。だからこそ、受験生としては「頻出語」を効率的にマスターしたいもの。単語の使い方のクセも、その単語の「質」と言えます。

 安心して心おきなく「量」を増やしていくために、夏の間に単語の「質」を固めておこうというのが夏の「英語ボキャビル天国Ⅰ<質>」です。扱うのは

「前置詞」「基本動詞」「品詞別語法」の3つ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

付録の「ハイレベル詞問題演習(PART I)」では早稲田の人間科学部の前置詞問題(1999〜2005)の全問題と簡単な解説・解答を掲載します。

夏の間に単語の質を飛躍的に向上させて、読解と作文につなげたい人には最高の講座です。単語の〈量〉を増やしたい人は、もちろんⅡ〈量〉とセットで。

 

英語ボキャビル天国 Ⅰ 〈質〉 

本部タワー校舎

7月22日(月)〜25日(木)

13:30〜15:00

 

第12講英文法補助教材 —— 英文法Bで訂正あり

英文法BのEXERCISES 【1】の

 

 

スライドにミスがありました。正解は(C)です(訳:学年末までこのデータの分析を続けます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏のENGLISH倶楽部と基本英文226選で英語の「基礎」を身体にすり込もう!

今年も、分詞の授業でぼくが出題したhis loving wifeの正確な意味を言えた学生は皆無でした(東大エグゼの学生さんも間違いました)。

先日の授業でIfで始まる文のIfの意味はどちらになるか、その確率を下のA〜Dから選びなさいという質問をした際、                                                        

A

B

C

D

もしも〜

50%

70%

95%

100%

〜かどうか

50%

30%

5%

0%

正解した学生は3割を切りました。このような学生は英文を読むために必要な「基礎」ができていないのです。基礎は「簡単」ではなく「英文を読むための土台」です。とりわけ必要なのは「品詞と文型」「句」「節」の三つ。夏期ENGLISH倶楽部ではこの三本柱を丁寧に説明して、今年度の共通テストの全英文を解説します

英語が読めるようになるには「目からウロコが落ちる」「革命的な」「こんなの学校で習ったことない」「異次元の」メソッドなんて必要ありません。上記三事項を習得し、厳選された素材を音読し(できれば暗唱も)、身体にすり込む(言語処理の自動化)ことで、英文は必ず読めるようになります。

塾・予備校で読解は習っているけど、イマイチ自力で読める英文は少なく、共通テストレベルの精読にやたらと時間がかかるという方にうってつけの講座です。

付録は「英文読解入門」でも大好評の

「基本例文226選(暗唱例文集)」です。「読解」でも「作文」でも必要となる文法事項(まさに基礎です)が226の例文に効率的に織り込まれています。夏の独学に最適の自習用教材と自負しています。

 

共通テストレベルの英文を正確に読めるようになって、夏以降のスピードアップをはかりたい学生すべてに送ります。

【ENGLISH俱楽部】@本部タワー校舎

7月29日(月)・30日(火)13:30〜17:00

2024年度夏期講座ガイド – ENGLISH NAVI -

みなさん、こんにちは。久々の投稿です。1学期も残すところあと3週間となりました。この時期って、春先の「頑張るぞ」という気持ちがクールダウンする時期でもあります。そんな時に、手元に夏期講習のパンフレットを置いて、受験生であることを自覚し、気持ちを受験勉強から離さない、というのは大事なことです。

この夏、私が担当する講座について述べます。

【ENGLISH NAVI】

 夏のENGLISH NAVIは、「1学期に習得した知識を使って2023~24年に出題された文法問題(4択・正誤・作文)を解きまくろう」というのが狙いです。共通テストが始まってから、いわゆる文法・語法の選択問題は姿を消しましたが、私立大での出題は続いています。長文問題の得点力を伸ばすにはそれなりの時間がかかりますが、文法語法問題のそれは比較的短期に伸ばすことができます。それは文法問題がある特定のパターンで量産されているからです。「こういう問題はこうすれば解ける」というテクニックが存在するのが文法問題なのです。夏のENGLISH NAVI は2024年(一部は2022/23年)に出題された入試問題をそのまま使用して、夏までの知識の定着をはかりながら得点力の大幅向上を目指す超実戦的な講座です。文法語法問題の得点力向上を目指すすべての受験生にお薦めします。

LESSON 1

L1     1 立命館(全学)

          2 学習院(法)

          3 明治(商)                   

          4 関西学院(全学)

 L2     1 東京理科大(工)

          2 早稲田(法)

          3 早稲田(人科)

          4 成蹊(文A)

 L3     1 関西学院(全学)

          2 中央(法)

          3 南山(人文)

          4 青学(経営)

L4     1 法政(経済 社会)

          2 早稲田(社学)

          3 慶応(商)

          4 青学(経営)  

【付録】

毎年大好評の代ゼミ本科「英文法」テキストに完全準拠した「復習問題」です。編集チーフである私がすべて手作りしたものだから、テキスト準拠の度合いが半端ないものとなっています。

【見本】第1集 LESSON 1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

代ゼミ本科生でなくても、一通り英文法の勉強を済ませている現役生ならいきなり受講しても大丈夫です。ご参加ください。

2023年度夏期講習フォローアップ(倶楽部&NAVI)

ENGLISH 倶楽部

補助プリント

 

 

 

 

 

 

 

ENGLISH NAVI

付録⇔本科テキスト対応表

 

 

 

 

 

 

2023年度の代ゼミ生へ:担当講座の説明

2023年度、代々木ゼミナールで仲本が担当する講座は以下の通りです。

■ 本科

・英文法〈A〉〈B〉〈C〉

言うまでもなく、英文を[読み」「書き」するための基礎講座です。ここでいう「基礎」とは「簡単」という意味ではありません。ベース(土台)という意味です。

いわゆる「英文法問題」を解くための講座ではありません(それは2学期に設置されます)。

代々木ゼミナールでは、1学期に英文法の全分野を修了します。

週2回授業が行われ、(1冊ですが)【第Ⅰ集】と【第Ⅱ集】に分かれたテキストを、原則として2人の講師が担当します。オリカリであれば同一講師の授業を選択することが可能な場合もあります。

 

1)テキストの構成

文法事項の見出しの後に、例文が続きます。それぞれの例文にはすべて異なる文法的意図が含まれています。その意図がすべて分かるようになれば、必要な文法事項はすべてマスターしたとみなすことができます。

各レッスンの終わりにボリュームたっぷりの演習問題がついています。

 

2)〈A〉〈B〉〈C〉の相違点

扱う文法事項にそれほど差はありませんが、例文と演習問題の難度が異なります

 

3)テキスト作成者仲本の素顔

高校時代に英文法オタクになり、大学院で太田朗先生のもとで英語学・英文法理論を学び、トフルアカデミーの英文法テキスト(高2・高3/浪人生)を執筆し、駿台では御茶ノ水(東大・早慶)、市ヶ谷(医系最上位クラス)でほぼ一人で英文法を担当しました。

代ゼミに来てからは2000年以来、ずっと英文法〈A〉〈B〉のサテラインを担当しています(2016年に〈C〉が新設されてからは〈C〉も担当)。

大学時代に英文法理論を学んだとはいえ、別に大学受験生に特別な、「学校で教えない」英文法「の真相」を教えるわけではなく、きわめてノーマルでプレーンで良質な内容を教えることを心がけています。読解方法は「クセが強め」な先生が多いので(^^ゞ、そのベースとしての「英文法」はプレーンであればあるほど効果的です。さまざまな先生方が工夫して味付けした豪華なおかずに合う、最高級の老舗旅館で出す、いいお米を愛情こめて炊いたごはんをイメージしてください。

代ゼミのカリキュラム上、第Ⅰ集と第Ⅱ集を別の講師が担当することになるのですが、英文法〈A〉だけは、第Ⅰ集と第Ⅱ集を私が担当します第Ⅰ集を受講される方(オリカリ)は、できれば第Ⅱ集も受講しましょう。ただし、第Ⅱ集を受講される方は1学期のみの授業となるため、2学期以降は別の先生の授業(長文演習系)を選択していただくことになります。

 

3)仲本が担当する講座

英文法〈A〉 

第Ⅰ集

本部校*  水曜日2限

     木曜日3限

新潟校   月曜日3限

第Ⅱ集

本部校*  木曜日 1限

英文法〈B〉 

第Ⅰ集

本部校* 木曜日2限

    水曜日1限

新潟校 月曜日4限

英文法〈C〉 

第Ⅰ集

本部校*  金曜日3限

新潟校 月曜日2限

*サテライン放映

・英語構文〈B〉

おそらくどこの予備校でも設置されているであろう、「英文解釈」「精読」の授業です。

駿台にいたときから、伊藤和夫先生が執筆されたテキストを予習し、伊藤先生ご本人の授業を1年分録音されたテープを聞き、自分なりの訳を作るという作業がとても好きでした。

英文を文法をフル活用して丁寧に読んで、辞書を引いて和訳を作る

高校時代にZ会でやっていたことを給料をもらいながらできるなんてこの飢えない喜びでした。

自分が作成に関係していないにもかかわらず担当する、唯一の授業で、僕が一番好きな授業でもあります。本部で1コマだけ担当します(サテライン放映あり)。

 

 

本部校*  金曜日2限

■ オリジナル単科

・ENGLISH NAVI〈上級英文法講義〉

 駿台文庫から出版した「英文法TOP100」が、爆発的に売れて一時はドル箱の「英頻」を抜く売り上げを記録したことから、とりあえずあの生意気な講師にオリジナルの授業を持たせてみようということで、担当することになった「英文法 NAVI」。代ゼミに来てからは総合的な内容を扱い「ENGLISH NAVI」という名称になったのですが、今年度は初心に返って、文法だけの「上級」な講座にしました。

一通り、英文法はやった気がするし、英語も嫌いじゃないし、なにより読解はそれなりに点は取れている。けれども英作文だと文法的なミス(時制や冠詞)が多いし、読解でも少し構造が難解になるとフィーリングに頼ってしまう。そんな人のための講座です。一通り「学んだはず」の英文法の穴をしっかりと埋めていきます。

 

・ENGLISH 倶楽部(速習)

 「量より質」でも「質より量」でもなく「質&量」、「習うより慣れよ」ではなく「習ってから慣れよ」を実践する講座です。週6回の復習を24回行えば、1文レベルとしてはかなりの破壊力のある英語力が身につきます。英語が苦手な人、これまで勉強をしてこなかった高3生がまずは半年かけて「英語が好き&得意」な人になるために最適の講座です。基礎、もしくは標準レベルの読解講座と合わせて受講されるととても効果的です。

 

・英文法入門(速習)

 「アルファベット以外は何も知らない」という高1生、高2生のための講座です。速習可能な講座なので、夏休みなどに一気に受講することも可能です。スタジオでの収録授業で仲本の雑談が唯一フルに含まれている講座です(^^ゞ

・英文読解入門

英語の読解はとりあえず「分かる単語をつなげて」「フィーリングだけ」でこなしてきたという高2生向けの講座です。英語が好きなら高1生でも大丈夫。早いうちに正しい読み方をマスターしておくと、「量」を確保するための時間がたくさん持てます。

2022年度夏期講座ガイド...だけど2023年度もほぼ同内容!

みなさん、こんにちは。久々の投稿です。ゴールデンウィークが終わったと思ったら、夏期講習のパンフレットが出回る時期となりました。業界の毎年の恒例行事です。

この時期って、春先の「頑張るぞ」という気持ちがクールダウンする時期でもあります。そんな時に、手元に夏期講習のパンフレットを置いて、受験生であることを自覚し、気持ちを受験勉強から離さない、というのは大事なことです。

とはいえ、パンフレットに踊っている「夏からでも大丈夫」という文言には注意が必要です。

以前こんなツイートをしたことがあります。

そうなんです。「夏からでも大丈夫」というのは、夏からお客さんになってくれる現役生のための甘い言葉なんです。浪人生はこれを間に受けてはいけません。

 

夏に私が担当する講座について述べます。

【ENGLISH NAVI】夏の英文法頻出問題演習

1学期のテキストは「読み書きの基礎を養成する・完成させる」という目的のもとに編まれました。全ての例文に文法的意味を持たせ、暗記すべき事項は列挙し、最後に4択・正誤・整序・和訳問題で知識の定着をはかるという構成になっています。テキストの進め方は担当の先生方にお任せしていますが(当たり前)、僕個人はほぼ全ての例文(の文法的意図)を説明するという進め方を通しています。

夏のENGLISH NAVIは、「1学期に習得した知識を使って2021~22年に出題された文法問題(4択・正誤・作文)を解きまくろう」というのが狙いです。共通テストが始まってから、いわゆる文法・語法の選択問題は姿を消しましたが、私立大での出題は続いています。受験するのが共通テストと国公立大のみで、いわゆる「文法問題」は出題されない学生はもちろん受講する必要のない講座ですが、ハイレベルな問題を出題する私立大学の受験を考えていて、難関大学でどのような問題が出題されているのかを知り、夏以降の勉強の指標にしたいという人には是非とも受講してほしい講座となっています。昨年度は「ボキャビル天国I・Ⅱ」に次いで多くの学生が受講してくれました。今年度のテキストの出典(出題大学)は次のようになっています。(赤は2022年度、青は2021年度の出題です)

えーっと、一通り英文法の勉強を済ませている現役生なら、「夏からでも大丈夫」です。ご参加ください。

 

【ENGLISH俱楽部】夏の英語構文特講

昨年度の夏期講習、NAVIと倶楽部で英文法を扱い、「ハイレベル」と「基礎〜標準」で分けたのですが、受験生あるあるでどうしてもみなさん「背伸び」したがるようで、ハイレベルのNAVIに受講生が集中してしまいました(涙)

今年度は同じことが起こらないよう、基礎〜標準設定での「倶楽部」ではやることを明確にします。一言で言えば、「読むための英文法」に徹して英語構文を扱います。

扱うのは「品詞」「文型」「句と節」の3点のみ。

全ての英文を徹底的に「分解」「解剖」することによって英語を裏で支えている仕組みを「見える化」し、身体に染み込ませる方法論を身につけます。

「文を丁寧に読む」というと、「あー精読ね、普段からやってるからダイジョーブ」なんて言われるかもですが、それは違います。いわゆる「精読」の授業が目の前にあるそれなりに難しい英文を読み解くことを狙いとするのに対して、この授業の例文はそれほど難しくなく、簡単な、あえて言ってしまえば丁寧に解剖なんてしなくても意味が取れる英文です。そのような英文を題材にして「英語の解剖の仕方」を提示します。そう、素材は簡単でいいんです。

子供の言語習得を想像してみてください。5歳までに子供が触れる「文」なんて簡単なものばかり(「パパでちゅよー」など)。それでも子供は大人になるまでに必要な母語の文法をマスターしてしまいます。

簡単な英文を徹底的に品詞分解し、丁寧に解剖することで、相手が難解な文になっても「自力」で英文の構造を「考える」ための道具を頭にインストールする。そのための方法論を提示するのが狙いです。

授業は方法論の提示だけなので、90分❌4コマで十分。自習用の英文も用意してあるので、後はその英文を「解剖」すればいいですし、本科生なら2学期からの僕の「英語構文<B>」に参加して「解剖」し続けるのもグッドです。

この講座がなんと言ってもオススメなのは、他の先生方の「読み方」とバッティングしないところです。

本来、英語の読み方なんてひとつしかなくて、「正しく読む」に尽きると思うのですが、我が代々木ゼミナールにはさまざまな読み方が存在し、まるで「読解の豊洲市場」の様相を呈しています。

 

 

 

どんな「読み方」をするにしても、必要なのは上記の3点であることに変わりはありません。だとしたら、「〜先生のやり方で行く」と思っている人も、そうでない人も、一旦この夏に「正しい品詞・文型・句と節」の捉え方を身につけておけば、それを土台に各自の「推し」の先生方の読み方を構築していけば、まさに「鬼に金棒」となるはずです。

なお、英文を徹底して「解剖」することがいかに世間に受け入れられているか、知りたい方は代ゼミでは同期、駿台では大先輩の薬袋善郎先生@Ger81opi46のツイートをご覧ください。一刻もはやく自分でもやってみたくなるはずです。この講習でparsing(構文解析)味を占めた方には、薬袋先生の一連の参考書をオススメします。

 

 

 

【英語ボキャビル天国Ⅰ<質>】

英単語をたくさん覚えよう!

というと必ず返ってくるのが「単語は量じゃない、質だ」という反論です。そんな当たり前のこと言われても、ねえ。

安心して心置きなく「量」を増やしていくために、「夏」の間に単語の「質」を固めておこうというのが夏の「英語ボキャビル天国Ⅰ<質>」です。扱うのは

「前置詞」「品詞別語法」「基本動詞」の3つ。

付録の「ハイレベル前置詞問題演習(PART I)」では早稲田の人間科学部の前置詞問題(1999〜2005)の全問題と簡単な解説・解答を掲載します。

夏の間に単語の質の飛躍的な向上を目指したい方には最高の講座です。

 

【英語ボキャビル天国Ⅱ<量>】

一言で言えば、「長文を読んでいて、知らない単語が出てくる状況を根気強く減らしていく」ための講座です。ここ数年のご時世でも本当に多くの学生さんに受講していただいているのがこの講座です。

「ボキャビル天国」という当時としてはよく認めてもらえたなという講座名も、いきなりの締め切り連発で「名前がけしからん」という声は吹き飛びました。

歴代の受講生には今をときめくyoutuberや

 

「7冊勉強法」を実践して、非帰国子女にとっては最難関の上智大学国際教養学部に合格し、アメリカ留学の後代ゼミ講師となった、期待のホープ

もいます。

 

この講座のキモは「語源」と「コロケーション」です。

「語源」については、youtubeにもたくさんの動画が上がっているので、これらの動画をご覧になったうえで、「語源」を使った単語学習法にチャレンジしたいという方はぜひご参加ください。なお、「語源」が全てを解決してくれるわけではありません。あくまでも

1) 新しく覚える単語が覚えやすくなる

2) 忘れた単語が思い出しやすくなる

3) 知らない単語が類推しやすくなる

が3割の単語について当てはまる、ということです。薔薇色の未来が待っているわけではありません。語源を用いる単語増強法を最大限に効果的にするには、ある程度の語彙力が必要になります。それを可能にするのが巻末付録の1775です。これは授業では扱わず、やり方を授業で丁寧に説明し、夏から秋にかけてみなさんの語彙増強のお供にしていただきます。

ふだん私の授業を受けている人も、そうでない人も、NAVI・倶楽部・ボキャビル天国をうまく活用してこの夏を秋からの飛躍に向けた『最高の準備となる夏』にしていきましょう。

日程は以下の通りです。

 

 

みなさんの参加を待っています。