構文精解の大意

英語構文<B>の大意(5)

LESSON 6

(1)

犬を訓練する時は、罰を与えて失望や嫌悪の気持ちで見る前に、次のことを考慮に入れるべきだ。幼い時は、犬は繰り返すことでしか何が正しくて何が間違っているのかを知ることはできない。つまり善悪を論理的に考えることはできないのだ。

(2)

イギリス人は常に田園を愛好してきたが、その愛情を満たす時間と財力を手にしたのはごく最近のことだ。しかし今では、その愛情をとても激しく貫き通すため、ありあまる優しさで田園を破壊しつつある。

(3)

恐怖には、我々の生活をコントロールする信じられない力がある。この感情は様々な形で表れる。軽い心配から絶え間ない不安、そしてひどいパニック状態まで。恐怖は我々の心を閉ざし、意志の力を奪い去ることもある。また、恐怖それ自体が大きな力となるだけでなく、我々に苦痛をもたらす多くの有害な考え方に、隠されたエネルギーを与えるのだ。

LESSON 7

(1)

「ギャップ・イヤー」とは、学生が大学に進学する前に休暇を取ったり、大学院に進む前に何か勉強以外のことを行う期間のことである。それは旅行や労働に費やされることが多く、若者に有益な学習体験を与え、若者が新しい技術を身に付けるのに役立ち、若者をより自立させることが出来る。企業や大学は、冒険心、成熟、そして何かに真剣に取り組んだ証を見たいのだ。それで、有効に過ごしたギャップ・イヤーは、学生の人生に真の価値を付け加えてくれる。

(2)

アメリカではサメの攻撃が増えている。しかし、サメがより獰猛になっているからではない。2011年の31件から昨年の59件と攻撃は増加しているが、これは気候変動と関連があると専門家たちは述べている。プログレス・イン・オーシャノグラフィー誌の調査によると、気候変動はサメやその他の海洋生物を北方へ追いやりつつあるということだ。同時に、温暖な気候は人々が泳ぎに行くことが多くなることを意味するが、これは致命的になりかねない組み合わせである。フロリダ・サメ研究プログラムによると、2005年以降サメの攻撃によって7人が亡くなっている。

 

 

英語構文<B>の大意(4)

Lesson 4

(1) 全ての国の教養ある人が、自分が話しているときに気がつくと外国語のフレーズを使っていることがあるのは、これらの表現が本当のことを言い表しているが、母国語には翻訳不可能だからだ。

 

(2) イギリスにおける文化的な媒体としてのラジオの重要性は見落とされることが多い。ラジオ番組を聴いて夜を過ごす心地よい日々に、テレビが乱暴に侵入してきた。それにもかかわらず、ラジオはこの侵入に適応し、視覚的な魅力に欠けるものの、ほとんどの人々の生活において重要な役割を果たし続けている。仕事に出かける前に、料理をしながら、そして寝る時に、人々はラジオを聞いている。

(3) 私はその退屈さに感謝した。その日の午後、路面電車で仕事に向かいながら、私は心配していた。今夜もし大事件が起こったらどうしよう? 警察の捜査報告について何も知らないことを自覚していたので、もし夜半前にボルティモア東部で何か報道価値のあることが起こったなら、自分の無能さがとんでもないことを引き起こすことがわかっていた。幸いにもその夜は静かな夜で、真夜中に帰宅の許可を得た。

LESSON 5

(1) 携帯電話がガンやその他の問題を引き起こすのではないかという一般の懸念にもかかわらず、大人気の携帯電話から出る放射線が重大な健康被害を引き起こすという証拠はまだないとFDAの科学者たちは木曜日に強調した。

また、携帯電話は全く危険性がないことを証明するものもないとFDAは警告している。

(2)  難なく読めるが、話したり書いたりするさいに自分では使わない言葉は多い。こうした言葉の多くは意のままに思い出すことができない。文脈がないと全く認識できない言葉もある。ある意味、私たちはこれらの言葉を部分的にしか知らないのだ。読むときに私たちが困らないのは、主としてこの部分的な理解が言葉が使われている文脈によって補足されるからである。

(3)  日本ほど「国際的」という言葉にとりつかれている国はない。この言葉がホテルからタクシー、石けんに至るまですべてのものに名前として用いられていることに気づくだろう。そして日本で1時間も過ごせば、必ずといっていいほど「国際的」という言葉を少なくとも1回は、目にしたり耳にしたり口にしたりするだろう。けれども、外国人やその考え方にこの国ほど高い障壁を作った現代国家はほとんどない。

 

 

 

英語構文<B>の大意(3)

Lesson 3
(1)
今日では多くの製品が品質も値段も似たり寄ったりだ。どの製品も同じようなものだとしたら、消費者があるブランドでなく別のブランドを選ぶのはなぜか? 認めたくないかもしれないが、テレビのCMや雑誌の広告は、おそらく私たちが思っているよりずっと私たちに影響を与えているのだ。
(2)
両親に対する複雑な感情にもかかわらず、二人からは非常に大きくて長期にわたる影響を受けたので、自分は親の人格を混ぜ合わせたものに過ぎないと気づくことが多い。人生や人間に対する愛情と想像力が母親から受け継いだものだとすると、孤独や自立を好むのは父親譲りだろう。
(3)
産業化時代とは、かつては人間の手で行われていた労働の大部分を機械が引き受け始めた時代であると、私たちのほとんどは普通考えている。その印象はある程度正しいが、それは見かけ上に過ぎない。正確な測定がなければ、産業化時代も機械も大量生産もあり得ないのだ。現代の自動車でハンドルのないものがあり得ないのと同じことだ。

英語構文<B>の大意(2)

Lesson  1
(3)   たいていの場合、過ちが重大であればあるほど、謝罪はより長く、丁寧なものになるべきだ。例えば、混雑した電車の中で見知らぬ人に偶然ぶつかってしまうのは、害のない過ちとみなされ、対応として短くて軽い「ごめんなさい」が求められる。一方で、もし隣人の新車の窓ガラスをうっかり割ってしまったり、上司のスーツ一面にジュースをぶちまけてしまったりすれば、どちらもより念入りに謝罪する必要がある。
Lesson  2
(1)  日本人は、仲間より目立つのを避ける民族である。大勢の中で目立つと居心地が悪いだけではなく、他より突出している仲間を快く思わない。目立つ人は、すぐに友人グループの活動から排除されるだけでなく、社会からも完全に締め出されてしまう。
(2)  本や文書は数が少なければ管理できるが、そのためのスペースが大きくなりすぎて多くの点で不経済になることがある。多くの企業や病院では、組織が依存する文書記録を維持するためのコストが上昇し、これらの記録を利用する人々を雇用する費用よりも高くなっている。
(3)   表現方法を和らげられるようになるのはより困難だった。ロシアでは、自分がすること全てに感情移入することは良いこととされる。私が用いた強い表現は沈黙やとがめるような表情を招くことがあり、それによって私は自分が言いすぎたことを理解したものだ。自分が見た映画の感想を話すさいにも、様々な場面で具体的に何を感じたかについてくどくどと述べすぎた。ロシアでは全く問題ない私のこのやり方が、感情を語る際に言葉をそれほど使わないオーストラリア人にとっては異常だと受け取られるのだと気づいた。

英語構文<B>の大意(1)

Lesson 1

(1)

オリンピックの歴史において、2012年のロンドンは意義深いものとなった。女子ボクシングが初めてオリンピック種目に加わったのだ。このことは、ロンドン・オリンピックでは26全ての競技が男女開催となったということを意味した。この開かれた方針は男女平等という考え方を促進するのに役立つだろう。
IOC(国際オリンピック委員会)はまた、宗教的やその他の理由で女性がスポーツに参加することを許可したがらない国々を説得して、女性たちをロンドンに送らせるようにも努めた。

 

(2)

テレビの画面はそれ自体、強烈な魅力がある。私たちはその動きを見ることにすっかり慣れて、チラチラする画面に依存しているため、テレビに生活を支配され始めている。先日友人からこんな話を聞いた。家のテレビが壊れ、自分と家族はいろんなことをする時間がうんと増えたことに気づき、実際に家族同士で再び会話するようになったとのことだ。考えさせられる話ではないか。