構文精解の大意

英語構文〈B〉の大意 – 2 -

Lesson  2

 (3) たいていの場合,過ちが重大であればあるほど,謝罪はより長く,丁寧なものになるべきである。例えば,混雑した電車の中で見知らぬ人に偶然ぶつかってしまうのは,害のない過ちとみなされ,対応として短くて軽い「ごめんなさい」が求められる。一方で,うっかり隣人の新車の窓ガラスを割ってしまったとか,上司のスーツ一面にジュースをぶちまけてしまった場合には,どちらもより念入りに謝罪する必要がある。

 Lesson  2

(1)  日本人は,仲間から目立つのを避ける民族である。人々の中で目立つと不安を感じるだけではなく,他の人より目立つ仲間を良く思わない。目立つ人は,すぐに友人グループの活動から排除されるだけでなく,グループからも完全に締め出されてしまう。

(2)  本や文書は数が少なければ管理できるが,それらのためのスペースが余りにも大きくなりすぎ,多くの点で不経済になる瞬間が訪れる。多くの企業や病院では,組織が依存する文書記録を保存する費用が,その記録を利用する人々を雇う費用よりも高くなるところにまできている。

(3) 表現方法を和らげようとすることは,より困難であった。ロシアでは,自分がすること全てについて感情的な関わりを示すのは良いことである。私が用いた強い表現は時々沈黙や非難の表情を招き,そのことによって,私は自分が言い過ぎてしまったことを理解したものだった。自分が見た映画についての印象を語る際にも,様々な場 面でどのように感じたかを余りにもくどくどと述べすぎた。ロシアでは,全 く受け入れられる私のこのやり方が,感情を語る際にあまり多くの言葉を使わない オー ストラリア人の中では普通ではないと思われるのだと私は気付いた。

英語構文〈A〉の大意 – 3 -

LESSON 3

⑴ 物事を記録できない虫や動物にとって,過去に学ぶことは不可能だ。仲間に合図を送って危険を知らせたり,交尾を要請したりはできるが,説明したり計画したりすることは全く無理だ。しかし,人間のほうが高度な生き物だと軽率に判断してはいけない。白ねずみは黒ねずみに偏見を持ったりしないものだ。

 

⑵ 今や大学がもつ威信ときたらどうだろう。大学に通って教授が壇上から話すのを聞き,試験と呼ばれる場で要求された情報を再生する以外には,有益な学習も成長もあり得ないと我々もつい決めつけてしまう。これは非常に閉鎖的な考え方だ。知的に恵まれた子供の場合でも,学習の場は学校だけだと思い込むのは間違いだ。むしろ天才児こそ,もっと別の成長経験に触れたほうがいいのではないか。

 

⑶ われわれが抱えている問題が,理解しにくいとまではいかなくても,解決しにくい状態に陥るのには理由がある。まず第一に,現代社会および現代政治が,凡人には理解できないような難解な技術によって支配されていることだ。科学を操るのは,現代社会の祈祷師といったところか。彼は魔法をふんだんに使う。「光あれ」と言えば,明かりが灯る。冬には部屋を暖めてくれるし,夏には食品を冷蔵してくれる。「千夜一夜物語」に登場する魔法の絨毯のごとく,空の旅も可能にする。敵を全滅させると確約もしてくれる。だたし,敵が我々を全滅させることがないよう守ってくれと頼んでもそれは聞いてもらえない。こうしたことすべてを,彼は凡人の我々には理解し得ない手段で成し遂げる。そして,不思議な話をふれまわる輩が未来の驚異についてホラを吹いても,その信憑性を判断するのは無理だろう。

英語構文〈A〉の大意 – 2 -

Lesson 1

⑶ ・・・その結果,運動そのものがもたらす利益と,それ以外のライフスタイルの変化がもたらす影響を区別するのが困難になる

〔別解〕このため,その結果もたらされる利益が,どの程度運動のみによるものなのか,またどの程度その他のライフスタイルの変化によるものなのかが,確認しにくいのである。

LESSON 2

 ⑴ 人間と他の動物を区別しているのが言語であることは,他のなにものにもまして明らかである。かつては,人間を思考する動物と定義するのが常であった。しかし,言葉を伴わない思考などとうてい想像することなどできない—-とにかく多少なりとも緻密な思考で,言葉を伴わないものを想像することはできない。最近になって,人間は道具を使う動物と呼ばれることが多くなった。しかし言葉それ自体が,人間が発明した最も素晴らしい道具であり,他の全ての道具を可能ならしめているのだ。

⑵ 赤毛の人々に対するある種の偏見は,今に始まったことではない。その理由は,似ているものが似ていないものを嫌うという精神的法則に由来するのかもしれない。赤毛はたいていどこの国でも,少数派だ。

⑶ 男女共学は,まさに社会の縮図といえる。男女が互いのことを学び合い,幼いうちから共同生活に慣れるのに絶好の機会だ。学問や運動,学校生活に欠かせない課外活動の多くを通して,互いの能力を比べあえる。学芸会では男子学生が男役を,女子学生が女役を演じられるという実用面でのメリットもある。共学の場では,男子が女子より賢いとか,その逆が正しいというような議論は無意味だ。男女別々にすると,互いの相違点ばかりが目につくようになる。男女間での競争意識も芽生えてくる。共学なら,あらゆるものがしかるべきところにおさまるのだ。

 

 

英語構文〈B〉の大意 – 1 -

Lesson 1

(1)

オリンピックの歴史において,2012年のロンドンは意義深いものとなった。女子ボクシングが初めてオリンピック種目に加わったのだ。このことは,ロンドン・オリンピックでは26全ての競技が男女開催となったということを意味した。この開かれた方針は男女平等という考え方を促進するのに役立つだろう。
IOC(国際オリンピック委員会)はまた,女性がスポーツに参加することを許可することに宗教的などの理由で難色を示していた国々を説得して,女性たちをロンドンに送らせるようにも努めた。

 

(2)

テレビの画面はそれ自体,強烈な魅力がある。私たちはその動きを見ることにすっかり慣れてしまい,チラチラする画面に依存してしまっているため,生活を支配され始めている。先日友人からこんな話を聞いた。家のテレビが壊れ,自分と家族はいろんなことをする時間がうんと増えたことにふいに気づいた。そして現に家族どうしで再び会話するようになったとのことだ。考えさせられる話ではないだろうか。

 

(3)

たいていの場合,過ちが重大であればあるほど,謝罪はより長く,丁寧なものになるべきである。たとえば,・・・・

英語構文〈A〉の大意 – 1 -

Lesson 1

(1) アメリカは,その富と力,そして憲法に保障された自由を持ちながら,国民に身の安全の自由を保障することができない。私たちアメリカ人は,他のいかなる先進国の国民の何倍も,お互いに殺しあい,金品を奪いあい,殴りあっている。これは国辱であるが,私たちはこのことを十分には恥じていないようである。それは私たちにとっては当たり前のことに思えるようになってしまった、ありふれた現実にすぎないのだ。

 

(2) 私たちの経済の未来がエコノミストによって決定されようとしていると言ったら,言い過ぎだろう。しかし,エコノミストたちの影響,あるいはとにかく経済学の影響が広範囲に及ぶものであることには疑問の余地はない。経済学は,現代世界における様々な活動の形成に中心的な役割を果たしている。というのも,「儲かること」「儲からないこと」の基準を提供するのは経済学だからである。

 

⑶ 運動することで,心臓発作を起こす可能性を減らせるのか。この疑問は,長年にわたる研究にもかかわらず,未だ意見の一致を見ていない。運動が心臓の血管障害を防ぐのに有効であるということの証拠は有力になりつつあるが,まだ決定的とは言えない。この因果関係の証明が困難なのは,心臓病の原因がひとつではないという事実にもよる。ある要因の影響力を正確に測るためには,他のすべての要因を慎重にコントロールする必要があるのだ。運動を始めるときには,禁煙,食事療法,減量なども同時に始める人が多い。・・・・・

 

 

次回(Lesson 2)の下線部は

(1)

3行目 but we can hardly imagine … から

4行目 …, anyway.まで

(2)

2行目 The reason may well stem …から

3行目 for the unlike. まで

(3)

8行目 What nonsense …から

10行目 or vice-versa. まで

です。