【合格体験記】上智4学部受かって早稲田蹴っちゃいました編
上智大学外国語学部英語学科 M.S
仲本先生の授業を初めて受講したのは、夏の『上智大英語』です。今まで「上智のためだけの英語の授業」を受けたことがなかった私は、先生の授業にとても感銘を受け、まず夏休みの間に『仲本の英文法倶楽部』を3周し、2学期からは『ハイレベル総合英語』を受講しました。
もちろん上智に合格することが最大の目標だったわけですが、だからといって併願校を蔑ろにはしたくなかった私にとって、いろいろな形式の入試問題に取り組める『ハイレベル総合英語』の構成はすごくありがたかったです。
また、「栄光の200題」も、モチベーションを維持し、コンスタントに長文問題に取り組むにあたって、とても役に立ちました。私は日東駒専レベルの過去問からスタートして、最終的に400題まで達成しました。ただ解くのではなく、10分〜15分といった制限時間を定めて、スピードを意識しながら問題に取り組めたことが、受験本番にも大きくプラスになったと感じています。
私は、特に早慶上智といった難関私大の受験英語に必要とされるのは、語彙・スピード・問題慣れの3つだと思います。語彙が多ければ多いほど、また問題の数をこなせばこなすほど、長文を読むスピードは上がります。語彙に関しては、単語王(O-method)を4周し、ターゲット熟語1000(旺文社)を3周しましたが、もっと繰り返す必要があったと感じました。また上智は試験時間に対して問題数が非常に多く、語彙レベルも高いので、過去問演習を通して時間感覚を身につけ、わからない単語は飛ばして考える訓練をするといいと思います。
自分がわからない単語はきっとみんなもわからない、とある程度割り切る勇気も必要です。代ゼミの解答速報で答え合わせをした感じでは、(他の科目の出来不出来、年度にもよりますが)外英は7割強、それ以外の学科は7割5分〜8割あれば合格できるのではないかと思いました。ちなみに英語ともう1教科で8割ずつ取れれば、最後の1教科は5割で合格できると思います。私は国語が苦手だったので英語と世界史でひたすら稼ぎました。
代ゼミの授業は受験勉強のペースメーカーでした。仲本先生の大学時代の話は、いつも私のモチベーションの原動力でした。大学受験で1番大事なのは学力と体力、現状に満足せず、常に前進しようと思う謙虚な姿勢、そして何より志望校への気持ちだと思います。大学受験は自分との闘いですが、それに打ち勝ってこそゴールが見えるのではないかと思います。キャンパスライフは友人にも恵まれ、期待以上に楽しいです。1年間辛いこともたくさんあると思いますが、志望校への気持ちを武器に頑張ってください!