私は仲本先生の英語で合格しました(^_^)v

【合格体験記】特別長編:全国模試600満点中15点から神戸外国語大学合格(からの慶応大学大学院)(その2)

「運命」というものがもしあるならば僕は信じたい・・・。入学前の三月に「代ゼミ体験入学」というものがあり、何気なく出席してみた。そして一通りの学校説明を受けた後、スクリーン上で約十分間の録画された授業を見た。あの時の衝撃は今でも覚えている。

英語講師、仲本浩喜先生との出会いがまさにその時だった。(出会いといってもスクリーン越しでしたが)授業は英語の分詞構文の授業であった。仲本先生は一人五役でアメリカの日本語学校に通うアメリカ人学生のモノマネをし、いかに大学受験の文法問題がおかしいかを日本語を教えることで教えた。目から鱗であった・・・。後に知ることになるのだが、仲本先生は上智大学外国語学部卒業、大学院では生成文法専門、コテコテの文法オタクとしての経歴を持っていた。僕はこの先生にハマった。

授業はスクリーン越しであったが、一般の受験生が嫌がる「英文法」がパズルのように面白く感じ、代ゼミ入学後、成績は瞬く間に上がった。毎回授業の途中に入れる雑談は空手のことからヤ○ザのことまで全く授業には関係なかったが相当笑った。受験を控えている受講生が教室内でスクリーンを前にニヤニヤほくそ笑んでいる光景は外から見た他の生徒には気味悪く思えたであろう・・・。

何がともあれ、僕は英語が好きになった。代ゼミの正規授業では他の英語講師の授業も受けたが、皆それぞれ個性的で、彼らのメッセージが今の僕の考えを形作っている。仲本先生以外の先生からも多大なる影響を受けた。(続く・・・)