ENGLISH☆GUILD

英語構文〈A〉の大意 – 9 -

LESSON 10

⑴  現代のテクノロジー革命が以前よりも急速に進んでいるというのはよく言われることだ。しかし,最近の出来事が一世紀前の歴史上の出来事に比べて詳細にわたって目にされるのに比べて,遠い過去の技術革新は詳細が欠けているぶん,進歩のスピードが遅く見える。したがって,テクノロジー革命が加速しているように見えるのは,遠近法による錯覚なのだ。実際,現代のバタバタした日常にもかかわらず,科学上の基本的な発見が大々的に科学技術に応用されて具体的な形をとり,人間生活に重大な影響を与えるようになるには,いまだに2〜3世代かかるのが普通である。

 

⑵  1960年代,バス業界の苦境は,週6日制から週5日制に移行したせいだと考える運転手が多かった。土曜日の稼ぎを失っただけでなく,運転手のなり手が激減した。映画界を脅かすテレビと,マイカーの普及が衰退の要因として指摘された。こうした変化が,人々がバスを利用しなくなった原因であることは確かだ。しかし,他にも同様に力強い要因が働いていた。交通渋滞の悪影響で,バスが時間通りに走らず,サービスへの信頼性が失われたのだ。乗客は停留所で長々と待たされたあげく,乗車してからも目的地に着くまでにさらに時間がかかるようになった。いらだった乗客は,まず車掌に暴言を吐き,乗務員の士気を下げる。次に,できることなら,二度といまいましいバスには乗るまいと誓った。

 

⑶     我々が地球と調和して生きていかなければならないということは新しい考えではない。我々が自然と調和して生きていこうとするのは,昔ながらの考えが蘇ったもの,すなわち我々がほぼ失ったものの再発見である。
最初の大きな文明が地球上に誕生して以来,我々が進んできた方向の基となってきたのは主として自己利益である。自然が従ってきた方向の確たる基となったのは生存の原則である。こうした原則に我々も従わなければならない。そうしないと,ほどなくして自滅への道を歩み,手の届くすべての生命体を道連れにするだろう。

 

次回和訳指定部分

LESSON 11

(1) 2カ所

l2 ~ l3  They wish that … otherwise,

l8 ~ l9  Perhaps the best way … give rise to them.

(2)

l2 ~ l6  certain of the … no less natural

(3)

l8 ~ l11  and, even were I convinced … what they were.