仲本流

ルーティーンのススメ

みなさんこんにちわ。仲本浩喜です。3月も終わろうかとしているのに,あいかわらず1ミリも授業してません

最近何がショックかって,来月磯野波平と同じ年になることですね。

 

 

さて,前回は春から浪人生活を送ることになったみなさんに,失敗の原因をシンプルに

1)勉強時間が足りなかった

2)運が悪かった

の2つと考えよう,というお話しをしました。春からは

1)勉強時間を増やして

2)幸運の女神を呼ぶ

ようにすればいいのだ,と。

では,勉強時間を増やすにはどうすればいいのか?

答は簡単です。

規則正しい生活を送ること。

勉強をルーティーンにしてしまうこと

です。

規則正しく生活し、規則正しく勉強をしていれば、自然に勉強時間は増えていきます。講師に当てられて答えられなくても、簡単な問題が解けなくて友達に馬鹿にされても、電車の中で大学生がうざくても,規則正しさがすべてをうまく平準化してくれます。朝は早起きして教室にも早めに到着して常に同じ席をキープし、適度に(あくまでも適度に)運動をし、好きな音楽を聴き、バランスの取れた食事を取る。それでたいていのものごとはやり過ごすことができます。試してみてください。

そのためにも,1日ごとのルーティン,曜日ごとのルーティーンを決めてしまうのです。

予備校に通えば,曜日ごとに時間割が決まっています。そこに,自分なりの決め事を落とし込んでいくのです(曜日ごとのルーティーン)。

それとは別に,毎日同じ時間に予備校に通い,同じ場所で同じものを食べ(イチローのカレーライスみたいに・・),同じ時間の電車に乗る。

これって,意外に楽しいことなんです。

ただし,これをやると普通に友達はできにくくなります。

でも,ボクはいつも年度の初めに学生たちに話すのですが,

浪人生活の1年くらい,友達ができなくってもかまわない

と思うのです。昭和で言う「一匹狼」。今で言う「ぼっち」。

春も,夏も「ぼっち」をクールに通していけば,やがて似たような「ぼっち」さんにも出会うでしょう。

そうすれば秋頃には

一匹狼連合

ができるかもしれません。ただし,この言葉は

清純派セクシー女優

を思わせるほど矛盾した表現ですが,まあ・・・

明日(3月31日)は業界の超大物(文字通り)と会食。

次回の更新は4月1日です。お楽しみに!

 

 

大学受験に失敗した2つの理由

4月から浪人生活を送ることが決まってしまった受験生のみなさん,もうどこの予備校に通うかは決まりましたか?

まだ悩んでいるですって?

当たり前です,人生がかかっているんです。納得できるまで体験授業を見て,何度でも予備校をまわり,職員さんに質問をし,ヤ○ー知恵袋で質問し,ネットの書き込みを読んでまわるべきだと思います。

って,ウソです。

そーゆーことは,何時間やってもきりがないのです。それが証拠に,かなりの時間悩んで情報収集につとめたあなた自身,まだ結論が出ずに迷っているわけですよね。

もし迷うこと自体が快感であるなら,どうぞご自由に。

けれども,決断するまでの迷いや後悔はおよそ不毛なものです。選択肢として三つの予備校があったとして,たとえ現時点では最悪の選択を敢えてしたとしても,4月からの努力がまっとうであれば,最高の選択をして安穏としているよりも,はるかにマシなのは明らかです。今候補として考えている予備校が,即断できない程度に悩ましい選択肢なら,どこを選んでも,決断後にベストを尽くせばいいのです。

さて,そもそも気が進まない予備校選びをするハメになったのは,今年の入試で失敗したせいなんですが,その原因は何でしょう?

共謀罪法案,豊洲問題,WBC,北朝○のミサイル開発,その他いろいろと考えられます。

自分が合格しなかった責任を他者に押しつけるのは簡単です。しかし,それをしたところで得られるものは多くないはずです。

単純に,こう考えるようにしましょう。合格できなかった理由は

1.勉強量が足りなかったから

2.運が悪かったから

である,と。

1の場合は,反論が出るかもしれません。

勉強は量じゃない,質だあ!

と叫ぶ人,いますね。けれども,

「量より質」と声高に主張する人の「質」はあまり高くない

というドラッカーの法則があります。

ウソです。今わたしが作りました。四半世紀におよぶ予備校講師としての経験則です。

「質」を売って商売している人間が「質」に責任を持つのは当たり前だろ。ラーメン屋の看板に

「量より味で勝負のラーメン屋!」

と書いてあっても,決してそのラーメン屋に行こうとは思わないでしょう。

去年の勉強の「質」がよくなかったんだと反省したところで,それは次のステップにつながりにくいんです。

もっと「上質な」予備校,参考書を選ぼうと思っても,最初に述べたように,どれを選べばいいのか悩むだけ。

しかし「勉強量を増やす」ことは簡単に実現できますね。勉強時間,読んだ参考書のページ数,解いた問題の数,はすべて数値化できるものですから。

「質」に関しては,ほどほどに悩んでから即決したものを信じる。そして圧倒的な勉強量で去年の質を凌駕する

これでよくね?

圧倒的な「量」を確保するにはどうすればいいかについては,いずれお話しします。

2の「運が悪かったから」については,そう思わないとやってられないから,そう思いましょう。今年悪かった分,来年はいいことがあると。

ただ,「幸運の女神は,ちゃんと準備をした人のところにやってくる」という言葉は,忘れないで下さいね。

ほら,これで1と2がつながったでしょ。

来年こそは,皆さんに勝利の女神がやってきますように。

 

とにかく祈ってます

 

 

浪人が決まった受験生のみなさんへ

先日は岐阜のリード予備校で,フレッシュな新高2生,高3生を相手に英語の勉強の仕方についてお話をしました。

明日,代々木ゼミナール本部タワー校舎で浪人生向けに話をする機会をいただきました。

今は,選ばなければ大学生にはなれる時代です。

そんな時代にあえて1年間,浪人するという選択をすることはなかなか勇気のいることだと思います。

この時期,どの予備校でも無料体験講座とか説明会とかが行われていて,みなさんもすでにいろいろと足を運んでいるかもしれません。

孤独ですよね。同級生の多くは大学を決めて,卒業旅行の予定を立てているかもしれないというのに・・・

そんなみなさんを相手にする話は「ライバルに差をつける予備校はこうして選べ!」とか「ロケットスタートを切る方法!」とか「勉強を勉強と思わないための7つの呪文」とかであるべきかもしれませんが,すみません。そういう話は苦手なんです。そういう話をわたしに求めるのは巨人の小林にバントのサインを出すようなものであり,侍ジャパンの小久保監督に合理的な投手起用を求めるようなものです。あきらめてください。

何を話すかは,明日の朝井の頭公園を散歩しながら考えます。

とりあえず,英語の学習に興味のあるみなさんは,明日(20日)本部校舎で行われる

10:00 〜 10:45   富田一彦先生

11:00 〜 11:45    仲本浩喜(青年失業家)

15:30 〜 16:15 西川彰一先生

の話を通して聞いてみてください。無料,有料を問わずこの時期日本の予備校が提供する,英語学習に関する情報のなかで,もっとも有益な情報が得られるはずです。

 

 

 

 

 

 

ちょっとお仕事

昨日はこんな場所へ

 

久々のお仕事。人前で話すのはほぼほぼ2ヶ月ぶりなので少し不安でしたが,第一声の

「さあ皆さん,まずは教育勅語を斉唱しましょう」

受けた

わけでもなく

すべった

わけでもなく

場内がざわついた

という結果になったのが誤算であった以外は,楽しい講演会でした。

岐阜のまじめな高校生を相手に

対面授業(地元の塾・予備校)と映像授業(代ゼミサテライン予備校)のハイブリッド方式がいかに効果的か

について90分お話しするつもりでしたが,結果的に

「仲本の波乱爆笑(英文法人生)」

のような構成になってしまいました(^◇^)

この時期の高校生にどうしても伝えたかったことは十分に伝わったと思います。

そんな達成感を覚えながら,新幹線で遅めの夕食

 

 

帰宅後はWBCの日本代表の勝利に歓喜し,録画しておいた「24」シリーズの最新作を観て,眠りにつきました。

次の仕事はいつだったっけ?

 

文法の神様

ずいぶん前に,PH×という出版社から本を出した。編集者から「タイトルをどうしますか?」と聞かれて,私は

英文法の神様

を第一候補に挙げた。

編集サイドは,著者の仲本が自分のことを神様呼ばわりしていると感じたみたいで,速攻にダメ出しをくらった。

そんな。いくらなんでも。自分を神様呼ばわりするなんて。

 

この人が出家してくれるんなら,考えてもいいけど・・・

違うんです。「英文法の神様」というタイトルにしたかったのは,昔読んだ雑誌の文章に痺れたから。

敬愛する評論家,福野礼一郎さんが「くるまにあ」という雑誌に連載していた「東京中古車研究所」という特集の中の文章だ。長くなるけれど,引用する。

「 誰も見ていないが神様は見ている、そういう言葉を知ってるか。宗教的教育を行う国で子供を恫喝するときに使う常套句だが、極上中古車を一人作っているとき、誰も見ていないが神様は見ていると、いつもそう思ってきた。
もちろんクルマの神様である。
クルマは数万点の部品で構築された人智の結晶だ。そりゃメーカーは売ることしか考えてない。ディーラーは金儲けしか考えてない。設計者はクレームとリコール怖さにスキのない設計をしているだけかもしれんし、工場で働いている人は単にやれと言われた通りのことを真面目にやっているだけのことかもしれん。だがのべ数10万人の人間が知恵を絞りモノを考え汗を流して一つのものを組み立てたとき、結果としてマシーンの中に何かが生じる。機械工学の集大成。論理の牙城。人智のエネルギー。執念のパワー。言葉は何でもいい。オレはそいつをクルマの神と呼んでいる。一人の人間には押しはかることのできない巨大な叡智の結集の何か。オレが中古車を直しているとき情熱をささげているものはそれだ。ガレージの中で作業しているオレを上からじっと見ていたのもそいつだ。
そう信じているのだ」

マジやばい。カッコよすぎ。信念を持った人間だけが書ける文章だ。

今から30年近く前に,修士論文を書いていたとき,頭の中には英語の話題化構文しかなかった。

話題化構文(Topicalization)というのは,高校生にも分かるように言えばOSVという倒置文のこと。

これを当時の最先端,チョムスキーの生成文法におけるGB理論でどう分析するかというのが修士論文のテーマ。

文字通り寝ても覚めても,四六時中この構文のことを考えていた。深夜,中野の風呂なしアパートで知恵を絞りモノを考え(心の)汗を流してたときに,

スポーツ選手が言うところの

ゾーンに入る

というのを経験したような気がする。神様が作った人間だけに与えられた,チョムスキーが言うところのUG(Universal Grammar=普遍文法)というものに見られている気がしたのだ。専門家の人から見れば,笑っちゃうようなレベルかもしれないけれど。

この,人間の脳が生まれつき備えている言語の基盤を,私は「文法の神様」と勝手に呼ぶことにしている。

そして,せっかく英文法を勉強するなら,読者にも学生にも私と同じような体験をしてほしい。そう思って

英文法の神様

というタイトルを提案したのだが,見事に却下(>_<)

P×P研究所の編集部の皆さん,かわりにあなたたちが提示したタイトルを

「センスのかけらも感じられない」と罵倒してすみませんm(__)m

今さら暴言を許してもらおうなんて思ってはいないけれど,私が自分のことを「神様」だと思っているというのは誤解ですからね。


 

 

断捨離なう

無職の生活も2ヶ月に近づいてきた。

この時期毎年恒例とはいえ,いいかげん飽きてきたのも事実。

正確にいえば,無職といっても収入がまったくないということであり,何も仕事をしていないわけではない。

新年度のテキスト(1学期&夏期&2学期)の編集や監修もあるし,この時期にしか会えない仕事関連の人たちとの会食もある。

今年はそれに加えて,世間で数年前に流行ったらしい断捨離を決行することにした。

予備校講師になってから30年近くが経とうとしている。その間に使用したテキスト,ノート,参考書の多くを今回捨てた。

厳密にいうと裁断してPDF化してから捨てた。疲労困憊だ。代ゼミが大好きなコンパイアランスだwww

勢いに乗って断捨離していたら,こんなものが出てきた。

 

 

おお,今から約20年前の駿台講師時代の時間割ではないか。

見事なまでに英文法の授業しかない

しかも週26コマ中,20コマが「英文法S」というもっともハイレベルなテキスト(SはスーパーのS)。火曜日と金曜日にいたってはこの英文法Sばかり7コマ教えている。

1週間で同じテキストを20コマ教え続けた講師はおそらく一人もいないはずだ。ギネスに申請したいくらいだ。

内訳を説明すると,

8号館は早慶上智文系スーパークラス

3号館は東大理系スーパークラス

市ヶ谷校舎は医系スーパークラス

昔は,この3つのコースのうち,どれか一つに出講することが駿台英語科講師のエリートコースと言われていた。

その3つのコースに同時に出講していたのは当時仲本だけであった。

そう,私は駿台英語科の若手のホープだったのだ。

いかん,過去と決別するつもりで断捨離を始めたのに,

思いっきり過去の栄光にひたってしまった。

次回のタイトルは「英文法の神様」です。

 

 

 

ラララなワタシ

観てきましたよ,『ラ・ラ・ランド』。


いやー,切なかった。言えるのはそれだけ。

「オールタイムベストテン」の1位が

ランボーⅡ(怒りの脱出)

である,ワタシのような芸術的素養のない人間にとって,こーゆー「評論とかイラネー」タイプの映画はたまらんです。

人生初のミュージカル映画が,見事オールタイムベストテンの5位の座を射止めたのでありました。

 

ちなみにこれまでの5位は

仁義なき戦い 頂上作戦

 

昨夜は自宅リビングでライアン・ゴズリングの主演映画「ラブ・アゲイン」と「ドライヴ」を鑑賞。

明日はエマ・ストーンの主演作品が2本届くから,それを観よう。

無職の生活も,映画とNetflix,気に入った小説とサウナ付きのスポーツクラブさえあれば悪くない。。。

無職なワタシ

3月である。

 

私が所属する予備校業界では,3月が新年度の始まりとされている(らしい)。

 

1月は行く(正しくは『去ぬる』),2月は逃げる,3月は去ると言われていて

1年でも特にこの時期は時が早く過ぎる(Time flies.)らしい。

 

この時期,予備校講師の多くは仕事がない。ストレートなものの言い方をすれば,無職なのだ。

無職というのは格好悪いから,ネットで他に言い方を探してみたら,オシャンティな言い方を見つけた(オシャンティもついでに見つけた)。

青年失業家

すばらしいではないか。さっそくこれを使わせていただこう。

そろそろ休むのにも飽きてきたから,明日からリハビリをかねて,ブログの記事を再開していこうと思う。

 

その前に映画観に行こうっと。